今日は1月12日(金)です。前田利家の名言とそれにまつわるエピソードです。

今日は1月12日(金)です。前田利家の名言とそれにまつわるエピソードです。

利家の若い頃は大変な暴れん坊(いわゆる傾奇者)で、自分を侮辱した茶坊主を斬り捨てて信長の逆鱗に触れ、出奔したことがあった。

後に手柄を立てて織田家に帰参を許されたが、その出奔中は大変苦労したようで、そのときを思い出してこう語った。

「落ちぶれているときは平素親しくしている人も声を掛けてくれなくなる。だからこそ、そういう時に声を掛けてくれる者こそ信用できる人間である。」

「金の切れ目が縁の切れ目」という嫌な言葉があるが、人間関係は貧富にかかわらず大事にしたいものである。