今日は1月22日(月)です。細川忠興の名言とそれにまつわるエピソードです。

今日は1月22日(月)です。細川忠興の名言とそれにまつわるエピソードです。

忠興が跡継ぎである忠利(ただとし)に残したもの。この言葉は次のように続く。

将棋の駒にはそれぞれ働きがある。桂馬は頭を歩につかれると取ることも逃れることもできない駒だが、一枚隔てて筋違い飛びの働きをする。それは飛車や角にもできないことである。人もこのように一つの役目では不調法でも、他のことでは役立つことがある。何もかも一人でできる者はいないのだ。主君たる者、このことをよく心得ておくように。

つまり家臣の適性をちゃんと見抜いて上手に使え、すなわち「適材適所」を心掛けよということである。