今日は7月5日(水)です。今日から「孫正義」の名言です。

今日は7月5日(水)です。今日から「孫正義」の名言です。

まずは「孫正義」について

○極貧から裕福へ。波乱万丈の幼少期

孫正義さんは1957年に佐賀県にある朝鮮人集落で在日韓国人として生まれます。幼少期はトタン屋根のボロボロの家で暮らすような極貧生活を送っていました。

しかし父親がパチンコ業を始めると、これが大成功し数十店舗を展開するまでに事業は成長します。その後は高級車を所有するなど、一転裕福な家庭環境となりました。

その後北九州市、福岡へと引っ越し、高校は九州でもトップクラスの進学校である久留米大学付属高等学校に入学します。この頃父親が病気で倒れ、突然の一家の危機に見舞われます。この時孫さんは自分の事業を起こして成功すると腹をくくったと言います。

○高校を中退してアメリカ留学

高校に入学して早々、夏休みにを利用しアメリカに4週間の短期留学をします。帰国すると今度は本格的にアメリカ留学しようと高校を中退します。そして家族や友人の反対を押し切り渡米し、語学学校からサンフランシスコの高校に編入します。

そして20歳でカリフォルニア大学の経済学部に入学し、この大学生の期間で独自の自動翻訳機を開発、シャープに売り込みます。なんとそれは1億円で売却され、それを元手に1979年、22歳でソフトウェアの会社である「Unison World」をアメリカに設立します。

1980年に大学を卒業すると会社を知人に譲り日本に帰国します。帰国後すぐに福岡に「ユニソン・ワールド」を設立、そして翌年に日本ソフトバンクを創立します。

○強い志に基づいた事業の拡大

起業の際には日本名ではなく韓国名の「孫」のままで会社を起こしたいと、差別や偏見を受けるような難しい道をあえて選びました。

それは人種差別に負けずに自分が成功することで、同じような境遇で苦しんでいる人たちに人間はみな一緒であることを証明したいという強い意志によるものでした。

そんなソフトバンクは最初パソコンのソフトウェアの卸業から事業を展開し、その後ゲームやインターネットと事業を拡大し会社を大きくしていきました。

○情報革命で人々を幸せに

1996年にはヤフージャパンを設立し、その後は通信事業に着手していきます。2004年には日本テレコムを買収、2年後にはボーダフォンも買収します。

その流れで本格的に通信業界に参入すると、業界でいち早くiphoneを独占販売するなど先見の明と圧倒的な行動力で一気に日本を代表する企業へと登りつめます。

そして2010年には新30年ビジョンを打ち出し、「情報革命で人々を幸せに」の理念のもと未来に向けてさらなる成長を続けています。

◎自分一人のものが夢。みんなで共有できる夢が志だ。