今日11月17日(木)は「祝祭日…勤労感謝の日」についてです。

今日11月17日(木)は「祝祭日…勤労感謝の日」についてです。

勤労感謝の日は、日付は11月23日、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。

日本では古くから、天皇が新穀などの収穫物を神々に供えて感謝し、自らも食する「新嘗祭」(にいなめさい)という祭事が行われ、今日においても、宮中において厳粛に執り行われています。

新嘗祭は、明治5年までは旧暦11月の二回目の卯の日に行われていました。太陽暦(グレゴリオ暦)が導入された明治6年になって、旧暦11月の二回目の卯の日は新暦の翌年1月に当たり都合が悪いということで、同年11月の二回目の卯の日であった11月23日に行われました。同年公布の年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(明治6年太政官第344号布告)によって、祭祀と同名の休暇日(休日)となりました。本来、11月の二回目の卯の日は11月13日 - 11月24日の間で変動しますが、翌明治7年以降も祭祀・休日ともに11月23日に固定しました。