今日１１月５日（土）は「祝祭日…建国記念の日」についてです。
国民の祝日に関する法律（祝日法、昭和23年7月20日法律第178号）第2条は、建国記念の日の趣旨について、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と規定しています。1966年（昭和41年）の祝日法改正により国民の祝日に加えられ、翌1967年（昭和42年）2月11日から適用されました。
2月11日という日付は、1873年（明治6年）に定められ1948年（昭和23年）に廃止された紀元節と同じです。紀元節の日付は、『日本書紀』にある神武天皇が即位したとされる日（辛酉年春正月庚辰朔）に由来します。
当日は、各地の神社仏閣（神道神社・仏教寺院）にて「建国祭」などの祭りが執り行われます。政府主催の式典はありませんが、「日本の建国を祝う会」が主催する「建国記念の日奉祝中央式典」が2020年頃には毎年開かれ、駐日大使の参列もあります。
旧日本海軍の技術・伝統を継承している海上自衛隊では、基地・一般港湾等に停泊している自衛艦において満艦飾が行われます。