今日9月12日(月)は「結納」についてです。

今日9月12日(月)は「結納」についてです。

結納(ゆいのう)とは、将来的な結婚すなわち婚約の成立を確約する意味で品物などを取り交わす日本の習慣のことで、またそのための儀式及びその品物を表ます。本人の婚姻により両家が親類(親族)となり「結」びつくことをお祝いし、一般的には新郎家から、新婦家へ、結納の品を納めます。本来は帯や着物地などに縁起物を添えて贈りますが、現代では帯や着物の代わりに金子包み(結納金)を贈ります。

結納の品々は、慶事の贈り物であり縁起ものであるため、昔はできるだけ華やかで立派に見えるよう大きく飾るという考え方でしたが、現在では、現代生活に合ったコンパクトな結納品が主流となっています。また、結納金を包まず、婚約記念品(指輪や時計)だけで結納品を準備したり、結婚式に先立ち新郎新婦の両親や家族らと共に食事会を行い、その席で簡単に婚約の挨拶をして済ませる場合もあります。