今日9月6日(火)は「節句」についてです。

今日9月6日(火)は「節句」についてです。

節句とは、季節の変わり目に無病息災・豊作・子孫繁栄などを願って、お供えものをしたり邪気払いを行ったりする行事のことをいいます。

五節句とは、奈良時代に中国から伝わった、奇数が重なる日をめでたいとした考えです。日本では、稲作中心の生活リズムに合わせて、うまく適合させてきました。昔はたくさんの節句がありましたが、江戸時代に幕府が節句を元に公的な祝日とした5つの節句が現代まで残っています。

現在、日本に残っている節句は5つで、これを「五節句」といいます。五節句は、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽です。

五節句の日は、1月7日を除いて同じ奇数が重なる日です。1月1日の元旦は別格とされ、1月7日が節句に取り入れられています。

中国では奇数は陽の数とされていて、縁起の良い数字が重なることで逆に不吉な日とされ、もともとは厄払いする日として捉えられていたそうです。