今日4月6日(水)は「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」について②です。

今日4月6日(水)は「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」について②です。

平安時代の『延喜式神名帳』には天之御中主神を祀る神社の名は記載されておらず、信仰の形跡は確認できていません。この神が一般の信仰の対象になったのは、近世において天の中央の神ということから北極星の神格化である妙見菩薩と習合されるようになってからと考えられています。現在、天之御中主神を祀る神社の多くは、妙見社が明治期の神仏分離・廃仏毀釈運動の際に天之御中主神を祭神とする神社となったものです。また水天宮も天之御中主神を主祭神の一つとしています。