今日３月２７日（日）は「天忍穂耳命（あめのおしほみみのみこと）」について②です。
天忍穗耳命は高皇産霊神の娘である栲幡千千姫命（たくはたちぢひめ）との間に瓊瓊杵尊をもうけました。
『日本書紀』第一の一書や『古事記』だと葦原中国平定は天照大神が天忍穗耳命を降臨させるために行われ、実際に天忍穗耳命が天降ろうとする場面があります。しかし下界は物騒だとして途中で引き返してしまいます。使者の神達によって大国主神から国譲りがされると、再び天忍穗耳命に降臨の命が下ります。天忍穗耳命はその間に生まれた息子の瓊瓊杵尊に行かせるようにと進言し、瓊瓊杵尊が天降ることになりました（天孫降臨）。