2月13日の誕生花は「エーデルワイス」です。
エーデルワイスの花言葉は「大切な思い出」「勇気」。
学名…Leontopodium alpinum
別名…セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)
科名…キク科
属名…ウスユキソウ属
原産国…ヨーロッパ山岳地帯
花色…シルバーグリーン
草丈…10㎝~20㎝
日照…日なた(夏は日陰)
難易度…3
エーデルワイスは、ヨーロッパの山岳地帯に分布するキク科ウスユキソウ属の多年草です。
分布域は、ピレネー山脈からアルプス山脈、バルカン半島東部から中部にかけて広がっており、海抜1500~3400mの石灰岩地帯に自生しています。
エーデルワイスは、アルプスでは高山帯にしか分布しないため、登山家の間では「アルプスの星」と呼ばれる憧れの花となっており、かつては本種(Leontopodium alpinum)を持ち帰ることが登頂の証とされていました。
過去には多数の野生種が採集されましたが、現在では多くの国で規制されています。
エーデルワイスの名は「高貴な白」という意味で、ドイツ語の「edel(高貴な)」と「weiß(白)」に由来しています。
白く美しい草姿は純潔の象徴と捉えられており、様々な事物に名前が登場する、ヨーロッパで最も有名な高山植物です。
日本では、サンウンド・オブ・ミュージックの挿入歌「エーデルワイス」に描かれた花として広く知られています。
エーデルワイスの仲間は、ユーラシア大陸の高山帯に広く分布しています。
日本にもウスユキソウ(L. japonicum)など数種が自生しており、山野草として栽培されることがあります。
エーデルワイスの花期は5月中旬~7月。
花期になると伸びた茎の頂部に、頭花を数輪まとまって咲かせます。
星形に開いた花弁のように見える部分は苞葉(ホウヨウ)と呼ばれる葉が変化したもので、実際の花は中心の黄色い部分です。
花は小さな筒状で、数輪が集まって径5~6㎜の頭花となり、頭花は茎頂部に数輪が集まり、さらにその周りを苞葉が囲むという構造になっています。